新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
年頭にあたりまして、組合員ならびにご家族のみなさまのご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。
また、当生協にご支援ご協力をいただいていますみなさまには飛躍の一年となることをご祈念申し上げます。
昨年は総合エネルギー事業の一環として家庭向けの電気供給事業をスタートさせました。多数のご契約をいただき、業界内の注目を浴びるとともに、ご利用組合員のみなさまからは、目に見えて電気料金が下がったとの感謝のお声が寄せられています。
まだお迷いの組合員のみなさまにおかれましては、ぜひ「コープでんき」に契約切替をお願い申し上げます。
8月には4か所目となる京都・亀岡太陽光発電所が稼働し、発電総量が10メガワットを超えましたので、電気事業法にもとづき、発電事業者登録を行いました。全国の生協初の発電事業者となりました。
11月には、 LP (プロパン)ガスの供給も子会社事業と してスタートさせました。
本年4月からは、都市ガスの供給も自由化されます。「コープガス」のブランドで取り扱いを開始すべく準備をすすめています。両ガス事業はもちろん、「コープ でんき」とのセット利用で、さらに家計にお役立ちできる設計といたします。
いずみ市民生協は、中期3か年計画の2年目ですが、 一年繰り上げてほぼ達成の見通しとなりつつあります(*)。これもひとえに組合員のみなさまの出資・利用・運営参加の賜物と深く感謝を申し上げますとともに、関係各位のご支援ご協力に深く御礼申し上げます。
(*)中期3か年計画(2015〜2017年)。総事業高884億円 (2014年度比114.8%)を着地点としています。
中期計画の一つの柱であります「安心してくらせる地域社会づくり」への参加ととりくみも、更に前進した一年となりました。
絵本の無償お届け、「たべる*たいせつミュージアム」「子育てひろば」「赤ちゃんの駅登録」などの子育て支援事業をはじめ、「災害時の物資協定」と各自治体主催の防災訓練参加、地域高齢者見守り協定(15自治体)と見守りネットワーク登録、「子ども110番」事業所登録など地域協力共同のとりくみ、障がい者雇用や障がい者および生活困窮者の就労訓練事業の受け入れ自治体の拡大など既存のとりくみも定着、発展しています。
加えて、全国でひろがっています「こどもの居場所づくり」や「こども食堂」、中高生向けの学習支援事業への食材提供を開始しました。
いずみ市民生協は、認可 エリア 25市町村内でとりくまれるこれらの事業に、無償で食材を提供し続けることを理事会で決定しました。
本年1月には、これらのとりくみの対応力を確保するために、組合員のみなさまや地域、さらにはお取引先のご協力も得て、「とまとちゃん福祉基金」を創設し、永続性を担保することとしました。
この事業へのご理解とご協力も、組合員のみなさまにお願い申し上げます。
いずみ市民生協に関係するすべてのみなさまの「く らしに笑顔」があふれる2017年になりますように。
2017年元旦
大阪いずみ市民生活協同組合 理事長
藤井 克裕